今月の写真 12月号
オニイトマキエイ(マンタ)
撮影者 尾関 健二 様
撮影地 石垣島川平湾 マンタシティー 水深9m
撮影日 2025年11月15日

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今回尾関さんたちが参加された石垣島ツアーは、出発前がドキドキでした。週間予報や数日前までの天気予報では、台風が出発日の11/14(金)に直撃で接近しそうな予報で、飛行機が飛ばない可能性があったのです...。ダイブドリームのツアーはなるべく台風が来ない時期を狙って計画するのですが、それでも時々台風の影響を受けることもありました。しかし、過去に台風で飛行機が飛ばずに出発できなかったことは一度もありません。まさか、初のツアー不成立となってしまうのか〜!!と、ヤキモキしたのですが、そこでなんとかなっちゃうところがダイブドリームなんですよね〜(笑)。前日の予報で通過スピードが「少し」速くなり、進路も東に「少し」ずれて、(この微妙なところでドキドキしながら、結果的的に行けた。ってところにエンターテイメント性がありますよね〜)無事ツアー成立となりました〜!台風通過直後ということで、少しうねりは残っていましたが、透明度良く、水温も温かく、お天気もまずまず。ドキドキした分、到着してからは、皆さん思う存分にダイビングを満喫されていました。そんな中、尾関さんは、石垣ツアー中に『600本の記念ダイビング』を迎えられました。おめでとうございました〜!!このツアーに向けて本数調整をされていたので、台風でツアーが中止にならなくて本当によかったです!そんなドキドキワクワク初日のダイビングが終わり。2日目からは、落ち着いてダイビングができたわけですが、そんな精神的な落ち着きが功を奏して、今回の尾関さんの写真は、「ビューティフル!!」の一言です。透明度良し!水温温かし!尾関さんの精神状態良し!マンタの登場タイミング良し!日差しも良し!バックの水面の海況良し!日差しの角度良し!何もかもが完璧で、撮影された尾関さんご本人も写った写真を見て驚いたそうですよ〜(笑)。尾関さん素晴らしい一枚をご投稿いただきありがとうございます!皆さんの期待のハードルがグッと上がった気もしますが(笑)。それに応えるべく(?!)次のご投稿もよろしくお願いいたしま〜す!!
長くダイビングと水中撮影をしていると、良い写真を沢山撮るができます。写真のストックも増えて、見る目も肥えてくるので、普通にピントの合っている写真は、自分の中では「なんでもない普通の写真」って感じで見返す時もサラッと見るだけになったりします。それでも、撮影した時の「場所」「時期」「メンバー」「自分の気持ち」などは結構覚えているもので、たまに古い写真を見返すとその当時の記憶が蘇って来て楽しかったりします。それとは別に、奇跡の一枚みたいな写真も何枚か有って、「この珍しい魚には、きっともう2度と会えないだろうな〜」とか、「たまたま偶然が重なって撮れてしまったけどもうこのシュチュエーションでは2度と撮れないだろうな」とか、「このカメラの性能で、この写真が撮れるはずないけどなんで撮れちゃったんだろ?」なんて言う凄い写真が撮れることもあります。写真始めたばかりの方は、「うまく撮影できないな〜」とか、「どうして綺麗に撮れないんだろう?」とか、「みんなは綺麗に撮れてるのに自分は上手く撮れないな〜」とか、今はうまくいかないことも多いと思います。でも安心してください。年数が経ち本数が増え、撮影した写真の枚数が増えてくれば、自然と良い写真が撮れるようになっていきます。「習うより慣れろ」「数打ちゃ当たる」の精神です。ダイビングを楽しみつつ水中で撮影するのが、特別じゃない普通の事になる位潜ってみてください。その頃には、皆さんも振り返って自分の写真見た時に、最初に話したベテランさん達の気持ちが、わかるようになっていると思いますよ〜!
シマウミスズメ
撮影者 島地 慧 様
撮影地 八幡野ビーチ 砂場 水深20m
撮影日 2025年11月17日

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この日は、8月以来の久しぶりのダイビングだった島地さん。100本記念を過ぎたあたりからお仕事の方が忙しくなってしまい、ご自分で思っている通りのペースで潜れずやや不完全燃焼気味だったようです(笑)。3ヶ月ぶりのダイビング。そして100本を迎えたことで、いよいよ始めた水中カメラでの撮影。両方をマンツーマンのダイビングで楽しんで頂きました。最初の1本目こそ隣で撮影している私に遠慮して撮影されている感じでしたが、2本目、3本目とダイビングの感覚を取り戻してきてからは、ご自分の気に入った被写体を見つけて楽しく撮影されていました。特に一本目に撮影したオニオコゼがふんぞり帰っている写真がなかなか良い感じだったのですが、いかんせん砂と同じ色をした個体で、これが全然写真映えしないんです!HPで紹介するには地味すぎる...。といことで、今回は綺麗どころのシマウミスズメの写真をご投稿いただきました。この子を撮影する直前に、ハナミノカサゴを撮影していたのですが、その時に突然「求愛行動」だったのか「縄張り争い」だったのか、2匹がぐるぐるもつれながら島地さんの目の前に「飛び出して来た」そうです。目の前の2匹を両方撮影して見せてくれました。もう一枚は正面顔で、ひょうきんな感じの表情で写っていました。そっちもよかったのですが、より美しく写っていたこちらの方がHPに載せるには「写真映えする」ということで、選ばれた一枚をご投稿いただきました。島地さん久しぶりのダイビングお疲れ様でした〜!そして綺麗な1枚をご投稿いただきありがとうございます。次は、12月頭の熱海ボートで沈船ダイビングということで、また違った雰囲気の海を楽しく潜りましょう。次回のダイビングの時も、写真のご投稿期待しております!
今回の八幡野ビーチでのダイビングは、かなり珍しい小さな生き物や面白い生態が目白押しで、とっても楽しいダイビングでした。フリソデエビyg、ハタタテハゼyg、ホシテンスyg、ベニカエルアンコウ、アカホシカクレエビ、ジャパピグ(ジャパニーズピグミーシーホースというタツノオトシゴの仲間の略称)、ベニ ヒモイソギンチャクと共生するソメンヤドカリが宿を引っ越す為に新しい物件にハサミと足を突っ込んでサイズを測って「内見」中、イワシの仲間をイナダとワラサが捕食!なんて感じで見るもの沢山あって良い海でした。そんななか、砂場で、砂と同じ色をした小さめの「シャコ」が巣穴から顔を出していたので、島地さんを手招きして、指示棒で突いて場所を教えて撮影してもらいました。ダイビング終わってから話をしたら、島地さんには全く見えていなかったようで、「シャッター切ったけど全然見えませんでした...。」とのことでした。でも、ここからが水中撮影の面白いところなのですが、ご自宅に帰ってからPC画面でよく見たら、「シャコ」がバッチリ写っていたそうなんです!自分では見えていなかったものが、写真には写っている。って、水中撮影ではよく有ることですよね〜。「全然違うものを撮ったのに、横にたまたま珍しい生き物が写っっていたり」。今回の島地さんのように、自分では見えてないけど、とりあえず撮ったらバッチリ写っていたり。ここで大事なのは、とにかく数多くシャッターを切ること!遠慮しすぎたり、どうせ写らないからとか、色々考えてシャッターを切らない人が結構います。「シャッター切らなかったら何も残らない」けれど、「シャッター切れば何か写っているかもしれない」。初心者の時は、「数打ちゃ当たる!」の精神でとにかく沢山撮影することをオススメします。その方が後から写真見返す時も、楽しみが増えますからね〜。「習うより慣れろ!」の精神でとにかく沢山写真を撮ってダイビングがもっと楽しくなるようにしていきましょう。あ!でも夢中になりすぎて他の皆さんとはぐれないように十分注意しましょうね〜。
ヒラメ小
撮影者 興野 一樹 様
撮影地 八幡野ビーチ 砂場 水深 17m
撮影日 2025年11月29日

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この日は、8月の夏以来ののダイビングだった興野さん。前回はウエットスーツでしたが、今回は、ドライスーツに衣替えしてのダイビングでした。朝到着してウエイト確認したところ、ちょっと重そうだったので、申告いただいたキロ数から2キロ分マイナスしてのスタートでした。潜降の時にちょっと潜りにくそうだったので良く見ると、右腕が無意識で上がってしまっていて、空気が抜けきっていませんでした。右手を下げるように水中で指示した後は問題なく潜降できて問題なしでした。早速砂場に移動して、イワシの群れを上空に見ながら進んだ先で、最初に見つけたのがこの小さなヒラメでした。写真だと大きく見えますが、実際は20cm位の小さくてかわいいサイズの子供でした。最初は砂をかぶっていたので、少し手で動かして、砂から出てもらって撮影しました。すごくお行儀のよい子で、砂から出た後も、あまり動かずすぐ近くで撮影させてくれました。久しぶりの水中撮影で、あまりいろいろ考えずに撮影したのが良かったんでしょうね〜。撮影に迷いなくとても自然体で撮影されていました。出来上がった一枚がこの写真。全身を綺麗にバッチリ収めてくれました!伊豆の代表選手を綺麗に撮影した一枚をご投稿いただきありがとうございます!ダイビング後に、水中撮影のコツを伝授させていただいたので、次回のダイビングで試してみてくださいね〜!
それでは、次回作にも期待しております。よろしくお願いしま〜す!
今回の八幡野でのダイビングでは、興野さんのウエイトを調整して、2キロ減らしました。2キロだと結構沢山減らした感じですが、ちょうど適正で、潜降も後半の浅瀬も問題なくコントロールできていました。ダイビング始めて結構慣れて来た時期には、割とウエイトが重すぎる状態で潜っている人が多いです。これは、「本人のダイビング技術が向上した事」と、本数を重ねて「ウエットスーツやドライスーツの浮力が減った事」(水圧で何度も潰された結果、新品の時に比べて、年々浮力が減少していく為)、両方が相まってウエイトが重すぎる状態になった事に気がつかない人がいるからです。「技術の向上」も「スーツの浮力の変化」も、潜れば潜るほど変わっていきます。最近ダイビングをしていて、潜降の時に「海底に落ちるスピードが以前よりも速くなったな〜」と思ったら重すぎる可能性あり!!潜る前に我々スタッフにそれを伝えて、ウエイトがどのくらい減らせるか、聞いてみてください。重すぎるウエイトは「陸上では、運ぶのが大変」「水中では、中性浮力をとるのが大変」どちらにしてもよい事はありません。興野さんのように、2キロ減ったら、特に女性ならば、だいぶ楽になるはず!慣れて来たダイバーほどありがちなので、気にしてウエイト調整してみてくださいね〜!
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日中は海へ出ている事もございますが、出来るだけ早くお返事を差し上げます。
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