今月の写真 

みんなの写真 公開します!

ダイブドリームを訪れたみなさまが撮影した水中、陸上のお気に入り写真を公開しちゃいます!!
楽しい写真、珍しい写真、スゴイ写真などなど、思い出の写真をみんなで観ましょう!!



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今月の写真 3月号

オオモンカエルアンコウyg

撮影者 橋本 郁代 様

撮影場所 I.O.P. オクリダシ 水深 5m
撮影日 2024年2月9日

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前日まで、雲が多く、日が影って肌寒い陽気でした。この日は、久しぶりに1日晴れて風もなく、暖かく過ごすことが出来ました。1本目は、砂場。2本目は、1の根。そして3本目は、1.5番でダイビングを楽しみました。特に3本目では、1.5番のサンゴの下に、頭を突っ込んで寝ているアオウミガメに遭遇。ずっとそのままじっとしていて、全く動きませんでした。頭が隠れた寝ている姿を写真に収めて、オクリダシに戻ってきました。オクリダシで、ハナミノカサゴなどを見て、そろそろ帰ろうとしたその時でした。橋本さんが、なにやら中層に浮いているカイメンの切れ端のようなものを見ていました。橋本さんに呼ばれて近づいていくと、なんとピンク色のキレイなオオモンカエルアンコウygでした。2月だというのに、新たな珍しい死滅回遊魚が流されてくるなんてびっくりでした。着底した後はほとんど動かなかったので、橋本さんが何枚もマクロモードで、撮影してくれました。その時の写真がこの1枚。色も、表情も、形もすべてがカワイイ!思わずニコニコしてしまう写真です。橋本さん、可愛らしい幼魚の写真のご投稿をいただき、有り難うございました。次回もカワイイ生き物の写真を期待しておりま〜す!

例年であれば、2月の前半は、水温が15℃くらいに低下して、死滅回遊魚がポツリポツリと減っていく頃です。ところが!今年は、水温が下がりません。この日も18℃前後と温かい水温でした。紀伊半島あたりでは、最低水温が18℃までしか下がらないので、死滅回遊魚ではなく、熱帯魚として普通に生活ができると聞いたことがあります。今年のI.O.P.の水温がちょうどその水温と同じ状態です。まさかこのまま、18℃以下に下がらないなんてことはないと思いますが、万が一このまま春が来てしまったら、死滅回遊魚が死滅しないなんてことがあるのでしょうか?!2月末〜3月頭が、1番水温が下がると言われている時期です。ちょっとドキドキしながら、みんなで今後の水温の変化を見守っていきましょうね〜!

ウデフリツノザヤウミウシ

撮影者 尾関 健二 様

  • 撮影場所 伊豆海洋公園(I.O.P.) 1の根 水深 26m

撮影日 2024年2月10日

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この日は、3連休の初日の土曜日でした。お天気に恵まれましたが、朝のうちは空気冷たく、1本目に海から上がってきた時にちょっと寒い感じでした。昼前から気温が高くなり、お昼ご飯を食べる頃にはすっかり暖かい気候に変わっていました。この日の尾関さんは、3本潜るダイビングスケジュールでした。1の根、砂場、1.5番と各ポイントで色々な生き物を見ることが出来ました。特に1本目の1の根では、ボロカサゴygを探していたのですが、本命は見つかりませんでした。その代わりに、キリンミノカサゴ小、ネッタイミノカサゴygを見つけることが出来ました。私がこの2匹のカサゴを見つけた時、尾関さんは隣の岩の海藻の上にくっついている、かわいいピカチュー(ウデフリツノザヤウミウシ)を見つけていました。私が顔を上げた時には、すでに撮影中でした。海藻が揺れるのでピントがなかなか合わなかったそうですが、この縦位置で撮影した1枚が、触角にピントがあっていて一番キレイな写真でした。尾関さ〜ん、このウミウシを見つけてくれただけでなく、写真もキレイに撮影してくれて有り難うございました!この冬、ダイブドリームのお客さまが撮影した写真の中で、一番カッコ良く撮れたピカチュー(ウデフリツノザヤウミウシ)の写真だと思います。キレイな写真をご投稿
いただき有り難うございます。次回のご投稿も期待しておりますぞ〜!

昨年は、ほとんど見ることが出来なかったピカチュー(ウデフリツノザヤウミウシ)ですが、今年は割とコンスタントに確認できています。12月〜2月位に出現することが多く、いつも1の根隣の洞穴の下の壁付近に数個体現れます。写真だと派手に見えるオレンジや青い色ですが、水中の25m前後の水深で見ると地味な茶色っぽい色に見えるので、ただ壁を見ているだけだと目の前にいても気がつかないこともあります。ちょっと強めのライトを照らしながら、下から上上から下と、何度も何度も目を凝らしてライトの明かりに照らされてキレイに浮かび上がるこの写真のようなピカチューを根気よく探すのがピカチュー(ウデフリツノザヤウミウシ)探しのスタイルです。深い水深なので、のんびり探す余裕はなく、探索時間のタイムリミットは5分位。なかなか難易度の高い、捜索ダイビングです(笑)。探し始めてすぐ見つかることもあれば、いくら探しても見つからないこともあります。ある意味「運試し」的な要素が多いピカチュー(ウデフリツノザヤウミウシ)探し。運に自信がある人は、ぜひ捜索してみて下さい。自分で見つけた時の感動はかなり大きいですぞ〜!

ウデフリツノザヤウミウシ

撮影者 青木 裕美 様

  • 撮影場所 伊豆海洋公園(I.O.P.) 1の根 水深 24m

撮影日 2024年2月24日

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この日は、久しぶりに日差しが出てよいお天気でした。北風で空気はちょっと冷たい感じでしたが、日向は暖かく過ごせました。海況は少しうねりがある感じでしたが、出入りの足元に気をつければ問題ありませんでした。砂場、1の根、1.5番と3本潜りました。珍しい魚では、ネッタイミノカサゴygを見ることが出来ましたが、地元のウミウシがだんだんと増えて来ていて、アオウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシのポピュラーな地元のウミウシと、メリべウミウシ、ピカチュウーなどちょっと珍しいウミウシも見ることが出来ました。特に、1の根で見たピカチュウーは、同じところに3匹が点々とついていて、3匹とも違うポーズをとってくれました。今回の写真の個体は、繁殖する時に使用する、交接器官を少し体の外に出していました。写真のピカチューの体の中央よりちょっと下に見える丸くて少し薄い色のところです。繁殖の時にしか使用しない器官なので、もしかしたら、直前に近くのピカチューと繁殖行動をした後だったのかもしれませんね。青木さん、生態観察的にとても貴重な一枚をご投稿いただき有難うございます。これからウミウシが多くなるシーズンです。また次回も、綺麗なウミウシの写真を期待しておりま〜す!

ウミウシは、雌雄同体で、オスメスの区別がありません。繁殖の際には、体の右側前方にある交接器官をお互いに出してドッキングして、お互いに精子を受け渡して、2匹がそれぞれ受精させた卵を産卵します。交接しているウミウシを見かけることもかなり珍しいのですが、単独で交接器官を外に出しているのは、今回初めて見ました。そういう意味で、今回の青木さんの写真はとても珍しい生態を捉えた一枚です。青木さんは撮影している時に既に気がついていたそうです。でも、自分では気がつかないうちに貴重な生態写真を撮影していることもあるかもしれません。これから撮影した写真を見る時には、そんなことも頭に入れながら見るようにしてみましょう。もしかしたら、貴重な生態が写っている写真が、あるかもしれませんよ〜!

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